医師の年収を確実にアップさせる転職のコツ！

医師の年収は、科目や地域、勤務条件、勤務年数などによってそれぞれ異なります。
また医局勤務と一般の民間病院勤務でも、その年収に違いがあります。

最近では、年収アップを希望して転職をする医師が増えてきています。
今回は、そんな医師の年収事情を詳しくご紹介します。

医師の平均年収と、それをアップさせるには？

医師の年収は、研修医としての期間が終了したあとの勤務先によって決まってきます。

医師として働くための選択肢として一般的なのが、
大学病院の医局に勤務するか、一般の民間病院に勤務するのかが一般的な進路になります。

大学病院の医局と一般の民間病院

両者では、年収も大きくことなりますが、置かれる環境も大きく変わります。
そのため年収アップを希望して転職する医師も増えてきています。
では、医師の年収事情をもう少し詳しく見ていきましょう。

医局勤務と民間病院勤務の年収の違い

大学病院の医局勤務を選んだ場合の年収は、20代から30代前半で300万円～600万円くらい。
講師になると700万円代、助教授になると800万円、教授になると1,000万円前後です。
これだけでは医局勤務の年収が高いかどうかは判断できないので、一般の民間病院の年収と比較してみましょう。

民間の病院へ進んだ場合の初任給は、約600万円～800万円前後です。
5年後～10年後の勤務になると、1,000万円台へと年収がアップすることが多いです。
こうして比較してみると、スタート時点から一般の民間病院に勤務した医師の方が平均的に年収が高いことがわかります。

また部長クラスになると1,500万円を超え、院長の平均年収は2,000万円を超えるといわれています。もちろん民間の病院の場合は、病院の規模や地域によって年収は異なると思いますが、それでもあきらかに一般の民間病院の方が年収が高いことがわかります。

近年、大学病院の研修医は不満が多いという記事を読んだことがありますが、どうやら雑用が多いということが不満の原因みたいです。ちなみに、研修医の年収は300万円程度、一昔前などは研修医の年収は無いに等しいとまで言われていたそうです。近年では、臨床研修の制度が大きく変わったことより、民間の病院の研修医になる選択肢が人気があるようです。

年収アップのため医局から民間病院に転職すべき？

では、年収アップのため医局から民間病院に転職すべきでしょうか？

もちろん年収だけがすべてではありませんが、医師という過重労働を強いられる特別な仕事では、診療科目や業務内容など働き方のスタイルは様々です。
そのため、年収も働き方や勤務先によって大きくことなります。

例えば、勤務医の中でも救命救急の医師は激務に追われていますが、その割には年収が民間の病院に比べると安い傾向にあります。これはちょっと矛盾しているのではないか？と思う医師も多いかと思います。

当然、民間の病院へ転職して理想の年収を得ようとする医師が多いのは納得できますよね。
また年収は据え置きでも、ハードワークから開放されたいという理由で、休みをきちんと取れる環境の医療施設へ転職するケースも少なくありません。

年収に限らず、現在の勤務に不満がある場合には、転職することをおすすめします。
ただし、入職先を誤ると不満が思うように解決できずに、転職が失敗してしまう事も多いので、新しい勤務先を選ぶときは慎重にならなければいけません。

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